SUPER BEAVER仙台ゼビオアリーナ公演決定を祝して、オススメの仙台市の宿泊施設とアクセスをご紹介します。
2020年1月12日の代々木第一体育館公演にて、SUPER BEAVERのツアー第二弾が発表され、アリーナ公演は仙台・大阪・横浜の3都市での公演が決定しました。無論SUPER BEAVERの宮城県内単独公演では過去最大キャパとなる仙台ゼビオアリーナ公演2DAYS。たくさんの方が県外からいらっしゃることかと思われます。そこで今回はビーバーのゼビオアリーナ公演を祝して、仙台市までのアクセスや会場までのアクセス、会場周辺のことなどを初めて仙台へ来るという方にもなるべくわかりやすいようにまとめていこうかと思います。
ゼビオアリーナについて
どんな会場?
仙台ゼビオアリーナは仙台市南部の太白区あすと長町エリアに2012年にオープンした多目的アリーナです。仙台市内に所在するコンサート会場としては最大キャパを誇る会場です。宮城県内には約7000人を収容できるセキスイハイムスーパーアリーナが利府町にありますが、仙台駅からシャトルバスで約50分かかることや、最寄駅である利府駅へのアクセスの悪さから近年はゼビオアリーナでの公演をするアーティストが増えてきています。
キャパシティ
ステージのレイアウトに左右されますが、イベント開催時は最大6000人の収容が可能です。ステージがあるレイアウトの場合は縦長構造で5,500人キャパとなります。
アクセス
電車の場合
駅から会場が見えるのでアクセスも良く、またJR仙台駅から1駅の長町駅が最寄で東北本線、常磐線、仙台空港アクセス線、阿武隈急行の全路線が停車するため仙台駅からでも比較的短時間で移動が可能です。
車の場合
東北自動車道:仙台南ICから約15分
仙台南部道路:長町ICから約10分
仙台東部道路:仙台東ICから約25分
車でのアクセスも抜群です。長町駅前に土日祝の最大料金1,300円のコインパーキングがありますのでそちらに駐車するのがオススメです。
仙台市へのアクセス
新幹線
東京方面から最も早く移動できる手段です。全席指定の快速はやぶさに乗車すれば東京ー仙台間を1時間40分で移動できます。料金は普通席で片道12,000円程かかりますが、最もストレスが少なく、身体へのダメージが少ない移動手段でしょう。
飛行機
北海道、関西方面等からお越しの場合は格安航空の飛行機を利用するのが安く手早く移動できます。参考までに仙台空港ー神戸空港をスカイマークの飛行機を利用した場合、早めに予約をしておけば片道8,000円程で移動が可能です。仙台空港は名前に仙台が付きますが仙台市内ではなく、仙台空港アクセス線で仙台駅まで約20分、長町駅まで約15分かかりますのでご注意ください。
高速バス
出発地や予約のタイミングにもよりますが、価格が最も安く済む移動手段が高速バスです。東京ー仙台間で6時間程かかりますが、料金は片道3,000~6,000円程とかなり安く上がります。体へのダメージはありますが、低予算で済ませたい方にはオススメです。
車
前述のとおり、高速道路のICからもアクセスは良く、コインパーキングも会場周辺にありますが、仙台は車社会の地域の中でも最も交通量が多いエリアで、日本一車線数が多い交差点があるなど、運転が不慣れな方だとかなり恐怖を感じるようです。また詳細は後述しますが、仙台駅周辺に宿泊を検討している方には車での来仙はオススメしません。
オススメの宿泊施設
仙台は宿泊料金が高めと言われています。さらに仙台市は宿泊税の導入を検討している最中で今後さらに宿泊料金が上がる可能性があります。今回は仙台の土地勘が無い方にもわかりやすいように説明していきます。
長町エリア
ゼビオアリーナ周辺で泊まりたい方向けです。近年副都心として開発が進む長町エリアですが、実は宿泊施設は多くありません。そこで周辺のオススメ宿泊施設をご紹介します。
ホテルルートイン仙台長町インター
おそらく会場周辺では最も無難なホテルです。長町周辺には他には小さいビジネスホテルしかなく、宿泊するに適しているエリアだとは言い難く、唯一チェーン展開しているビジネスホテルで所在しているのがルートインです。しかしながら長町エリアにはあるものの、会場から徒歩で行くにはきつい距離にあるため長町駅からタクシーで向かうのがオススメです。またルートインは駐車場代が無料なので、車で来る方にもオススメです。街中で飲食したいという方には立地的にはオススメしません。
ホテルふじや
長町駅の目の前に所在している小さなビジネスホテルです。おそらく立地・アクセスに関しては一番のホテルでしょうが、インターネット上での口コミも少なく、ネットで予約もできない詳細不明なホテルです。
コーラスホテル仙台富沢
2019年3月オープンのホテルで、仙台市地下鉄南北線の南端・富沢駅から徒歩約15分の立地です。駐車場もあり、車で来られる方にもオススメのホテルです。富沢駅から長町駅は2駅5分程です。
仙台駅前エリア
最も多くの宿泊施設があるエリアで飲食店も多いが宿泊料金は高め。駐車場のあるホテルが少なく、あっても数台だったり、駐車料金が高い傾向があるため車で来る方にはあまりお勧めできないエリアです。シングルルームは軒並み10,000円を超えますので泊まる際は2名以上でダブルルーム等がオススメです。
ホテルプレミアムグリーンプラス
駅前のホテルの中では比較的宿泊料金が安いビジネスホテルです。(シングル7,000~8,000円程)駐車場がないため、車の方は近隣のコインパーキングを利用する必要があります。
国分町周辺エリア
東北一の繁華街である国分町周辺エリア。仙台駅から徒歩約20分ほどの距離ですが、地下鉄南北線が通っているので仙台駅や長町駅方面へのアクセスは抜群です。ライブハウスも多くあるエリアでライブの際は利用する方が最も多いエリアです。駅前同様に駐車場がないホテルがほとんどです。
スマイルホテル仙台国分町
ビジネスホテルの中では比較的安いホテル。アーケードに面しているため周辺にコンビニや飲食店は多く、最寄り駅の広瀬通駅へも徒歩5分と立地も最適。国分町に所在するため夜は治安が少し悪いのが唯一の難点。
ナインアワーズ仙台
おそらく最もコスパが良いカプセルホテル。価格・立地ともに抜群です。カプセルホテルが気にならない、旅費を低予算で済ませたい方はこちらが一番オススメです。
仙台市郊外エリア
仙台市中心部は宿泊料金が高く、駐車場がない傾向にありますが、郊外まで足を延ばせば安くて駐車場の広いホテルはたくさんあります。
ホテルシーラックパル仙台
立地という条件を除けば最もコスパがいいビジネスホテル。仙台東ICすぐの場所にあり、周辺には飲食店が多いとは言えないものの、1泊6,000円程で駐車場代無料、朝食無料に広々室内が約束される居心地の良いビジネスホテルです。長町までは一般道で20分、高速道路で10分程です。
キャッスルイン仙台
立地は車がないと厳しい場所にありますが、駐車場代無料、さらに隣にスーパー銭湯があるため大浴場に入りたい方にはオススメです。料金も比較的安く、仙台東ICまで車で5分程の距離です。
番外編・秋保エリア
せっかくの仙台、温泉に入ってゆっくりしたい、家族で旅行を兼ねて泊まりたいという方向け。車必須ですが、贅沢な旅行をしたい方向けです。秋保エリアから長町までは車で30~40分程の距離です。
ホテル瑞鳳
秋保温泉郷で最も格式高い旅館。価格は高いですが、料理、温泉を楽しみたい方にはかなりオススメです。多様なメニューが楽しめるバイキングが人気です。
まとめ
紹介しきれなかったところもたくさんありますが、仙台公演への参加をご検討されている方のご参考になれば幸いです。次回はオススメの飲食店やお土産についてご紹介致します。
SUPER BEAVER「青い春 10th Anniversary Ver.」のMV撮影地に行ってみた
2020年、あけましておめでとうございます!
昨年はなかなかブログを更新できず申し訳ありませんでした。
書こうとして溜めていたネタはあったものの、良い文章が思い浮かばなかったりで少し書いては下書きにを繰り返しているうちに時間だけが過ぎてしまいました。
今年はなるべくブログを書けるように頑張ります!
さて今回も溜め込んでいたネタですが、タイトルの通りMV撮影地巡りをしてきましたので訪問方法や注意事項などをまとめて行こうかと思います。
●MVロケ地について
SUPER BEAVER(以下・ビーバー)の青い春にはMVが2つありますが、今回訪問してきたのは10th Anniversary Ver.の方になります。
このMVは茨城県久慈郡大子町という場所にある旧上岡小学校という廃校で撮影されました。この廃校は2001年に廃校になった後は、地元有志による保存会の方々が資料館として施設の保存・一般公開がされており、誰でも構内を訪れることができます。
MVを観ながら撮影された場所を見比べると非常に面白いと思います。
この旧上岡小学校は茨城県内で2番目に古い小学校で、現存する校舎では一番古い小学校の様です。昭和の雰囲気溢れるノスタルジックな小学校が19年前まで小学校として使われていたというのは個人的にとても衝撃的でした。
またこの校舎は青い春のMV以外にも、NHK連続テレビ小説や他のアーティストのMVロケ地としても使われており、非常に有名な場所の様です。
●立地・アクセス
旧上岡小学校が所在する茨城県久慈郡大子町は茨城県の1番北西にあり、福島県矢祭町との境界付近に所在します。車で行くのが最も無難ですが、JR水郡線 常陸大子駅から路線バスで行くことも可能です。但し本数はかなり少ないと思われますので事前に時刻を調べて訪問するのが良いと思われます。また資料は16時で閉館となりますので遅い時間の訪問はできませんのでご注意下さい。
●まとめ
以上簡単にではございましたが、ビーバーの青い春MVロケ地のご紹介でした。近くには観光名所として有名な袋田の滝もありますので合わせて行って見ていただければと思います。
旧上岡小学校
一般公開日:土曜・日曜・祝日 9:00~16:00
見学料:無料(校舎内見学可)
http://idpc.jp/kyu-uwaoka/uwaoka/
【お詫び】ヤバイCD屋さん企画につきまして
先程、投稿しました首記の件ですが、
複数の方から著作権がらみの問題があるのではないかというご指摘を頂きまして、精査しましたところ、著作権法第三十条に抵触する恐れがあることが判明致しました。非営利目的かつ私的利用の場合は法律上問題ないという解釈でおりましたが、不特定多数の他人への配布となると無償であっても私的利用の域から脱し、抵触する恐れがあることが分かりましたので、誠に申し訳ございませんが、今回の企画開催を中止ということにさせて頂きます。著作権利者の皆様および、ご応募頂きました方々には大変ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。ご指摘下さった皆様に対しましてはこの場を借りてお礼申し上げます。今後はこのような事がないよう、細心の注意を払って参りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
ヤバイCD屋さん やります。
※本企画は中止となりました。
大変申し訳ございません。
ブログではお久しぶりです。
7月から更新をサボっておりました。
ヨネです。
さて、気がつけば2019年も残り2ヶ月を切りました。
平成から令和へと時代が移り、音楽の在り方も以前とは変わってきたように感じる新時代。
2019年は本当に自分にとっては激動の1年でありました。
ここ最近、バンドブームなのかフェスブームなのか分かりませんが、バンドに対して追い風が吹いているように感じます。いや本当に追い風なのかはわかりませんが、少なくとも向かい風はないのかなと。
ここから少し自分の思いを。
少しアンチ的な内容を含みますので、読んで不快になる方もいるかもしれません。
その場合はすぐに読むのをやめてください。
では始めます。
自分の音楽の原点はMr.Childrenです。小学生の頃にハマって、そこからCDという物を買うようになり、コンサート(ライブ)にも行くようになりました。
また当時流行していた、アジカン、バンプ、レミオロメン、スキマスイッチ、ストレイテナー、ELLEGARDEN等を聴いていた中学時代。
言ってしまえば、誰もが知っている音楽を聴き、コンサートに行ってしました。そしてそれが普通のことだと思っていました。
2006年、高校生になって、当時カルピスウォーターのCM曲タイアップという大型タイアップでメジャーデビューしたサクラメリーメンに出会いました。そして当然自分の感覚では、彼らは売れると思っていました。
しかし彼らはCM曲や君にとどけ等の漫画とのコラボ企画等、タイアップはしながらも陽の目を見ることなく4年後にメジャーから落ちていきました。
そして2006年10月、人生で初めてライブハウスという場所に行きました。Mr.Childrenとthe pillowsの対バン。ホント衝撃的でした。
あの距離感と躍動感。アリーナやホールで観てきたコンサートって何だったんだろうってなった初めてのライブハウス。
ここからライブハウスに通う日々が始まりました。
程なくして、ghostnoteやHalf-Life等、ライブハウスで活動していたメジャーバンドに出会って彼らの音楽にハマっていくわけですが、共通して彼らは売れることなく、メジャーから落ちていきました。
彼らの力がなかった訳ではなく、時代が彼らを評価しなかったのです。
当時、オリコンの上位に食い込む曲と言えば、ミスチルやバンプ等の大物バンドのCDはありましたが、ほとんどがアイドルやアニソンの類のもので、お世辞にも楽曲だけの力だけで評価されているとは言えない音楽ばかりでした。「枚数」を売るということに固執した初回盤多タイプ展開や特典展開にレコード会社が走った結果、真っ当な勝負を仕掛けていた正統派アーティスト・バンド達は売上にならないと判断され、メジャーからどんどん切られていった日本音楽業界の暗黒時代。
これが2008年〜2012年頃まででしょうか。
この期間に多くのバンドがメジャーレーベルから契約を切られ、解散や活動休止に追い込まれたり、インディーズでの活動を余儀なくされました。
代表的なバンドがSUPER BEAVERだったりHalf-Lifeだったり、ghostnoteだったりまだまだたくさんいる訳ですが、ポテンシャルを秘めた多くの芸術家達が、一時的な時代の波に評価されることなく、ただつまらない個性のない音楽ばかりが、己の力ではないところで評価され、多様性が失われた闇の時代だったのです。
前置きが長くなりました。
今の自分の好きな音楽にはこのような闇の時代に売上にならないというレッテルを貼られている音楽がほとんどです。
今、闇の時代からは脱しつつありますが、それでも真の意味での「良い音楽」が陽の目を見ることなく消えていく現実はまだまだ多く見られます。
正直オリコンやトレンドという物に対する強烈なアンチテーゼが自分にはあります。
それだけが音楽が音楽たるという指標を当てられていた闇を知っているからです。
もちろん人によって音楽に好き嫌いはあるでしょう。でも売れている音楽・皆が知っている音楽=良い音楽という方程式は絶対におかしい。
そんな思いから自己満足ですが、
ある企画をさせていただきます。
題して「ヤバイCD屋さん」企画 笑
簡単に申しますと、自分がオススメする15曲入りのCDを無償でプレゼントするという企画です。
最近ライブを通じて、同じ思いの方達に出会うことが多くなりました。同じく良い音楽を解するあなたに知って欲しいのです。世の中にはもっともっと良い音楽があることを。
そこで今回、
①11/30 12/1 SUPER BEAVERの神戸公演
②1.12 SUPER BEAVER の代々木公演
③1.13 LACCO TOWER の高崎公演
①〜③の公演で各10枚ずつ、FFの希望者の方にプレゼントします。
曲目はお楽しみですが
テーマを以下の通り決めます。
❶ 現在活動中のバンドの曲のみオススメ盤
❷ 解散・活動休止中のバンドの曲のみオススメ盤
❸ 泣き歌セレクション(解散・活動休止中含む)
❹ 入手困難音源のみオススメ盤(各バンド1曲ずつ)
❺ 全英詩曲のみ Punkオススメ盤
※全て15曲入りの予定
以上の5個のテーマの中からお好きなテーマを選んで頂き、ツイッターDMにてご連絡下さい。
注意事項です。
・現段階のFFさん限定です。
・基本的に各バンド1曲ずつ収録です。
・SUPER BEAVER公演でお渡しの盤にはSUPER BEAVERの楽曲は収録されません。(但し❹は除く。また別名義の場合収録される可能性あり。)
・LACCO TOWER公演でお渡しの盤にはLACCO TOWERの楽曲は収録されません。(但し❹は除く。また別名義の場合は収録される可能性あり。)
・当たり前ですが転売等は禁止です。
・1人1枚まで。先着順となります。また各公演で直接お渡しできる方に限ります。
長くなりましたが、以上が本企画です。
リクエストはお受けできませんが、楽しみにして頂けば幸いです。
それでは、ご応募お待ちしてます。
SUPER BEAVER「予感」MV撮影地としても知られる希望湖に行ってみた
SUPER BEAVERの最新シングル「予感」。
そのMVは湖に岬のように突き出したような陸地で撮影され、天候も相まって非常に幻想的な雰囲気を醸し出している。
今回はこのMVが撮影された湖に行ってみました!
●希望湖の所在地
希望湖は長野県飯山市斑尾高原近くにあり、新潟県妙高市との境界付近に所在しています。MVからは想像もできないほど、標高の高い位置にあります。また「希望湖」という名称は正式名称ではなく、地図やカーナビ上では「沼ノ池」と表記されていることが多いので注意が必要です。住所は長野県飯山市旭付近で検索すると近いです。
●アクセス
上記の通り標高が高い地区にあるため、冬は積雪により進入できません。筆者が2019年4/4に最初に訪れた際は長野県斑尾高原スキー場側から通じる道は除雪がされてなく、進入できませんでしたので冬季の訪問は控えましょう。行くまでの道も勾配が急な道なので軽自動車だと厳しいかもしれません。
●駐車場
希望湖には無料で利用できる駐車場があります。ぱっと見20台ぐらいは駐車が可能なような気がしました。写真の位置に駐車場がありますので、ここを目指して行くといいでしょう。
●撮影地へ向かう
上記の駐車場から撮影が行われた場所までは徒歩10〜15分程かかります。また道は整備されていない未舗装かつ木の根がむき出しで、湖との境に柵なども設置されていないため非常に危険です。スニーカー等の動きやすい格好が必須です。また小さいお子様をお連れの際は目を離さずに十分にお気をつけ下さい。
撮影場所に向かう道。
ここはまだマシな方💧
駐車場からすぐの希望湖の景色
MVでビーバーのメンバーが立っていた場所
実際は意外に幅のある場所
実際にメンバーが立っていた辺りは残念ながら許可なく立ち入りは禁止。しかも雪解け水で水位が上がっていたのか、メンバーが立っていた位置は水没していた。
⚫︎注意点
前述の通り、場所が非常に分かりにくい上、車でのアクセスは必須です。また冬季は立入ができない他、春先も雪解け水で水位が高い可能性があります。MVと同じような希望湖を見たい場合は夏から秋口ぐらいにかけての訪問がいいでしょう。
また非常に自然豊かな場所なので、虫除けスプレー等は所持しておいた方がいいでしょう。
釣り人の方もたくさんいますので、ゴミ捨てな立ち入り禁止ヶ所への侵入等の迷惑行為は絶対にやめましょう。
興味のある方は是非行ってみて下さい。
長々とお読みいただきありがとうございました!
Half-Life Debut 10th Anniverssary ONEMAN 令ノ章
思えばHalf-Lifeというバンドと出会ってから長い時間を過ごしてきた。
2009年7月15日
確か夏の暑い日だったような気がする。
当時、自分は浪人生で、仙台市内の予備校に通っていた。浪人生に祝日も土日なんてある訳もなく、同級生がやれ夏休みだ、サークルの合宿だとワイワイしてるのを横目に予備校に行って数学と現代文の講義を受けていた。
自分の時間割には唯一水曜日に空きコマがあり、お昼休憩の後、16時まで3時間、日本史の講義を受けたら空きコマがあり、18時から生物の講義を受けて1日が終わる。そんな時間割だった。
世の予備校生なら空きコマがあったら自習室で勉強したり、講師に分からない問題を質問しに行っていたんだろうけど、自分は毎週水曜日は予備校の近くのHMVに行って新譜あさりをするのが日課となっていた。
2009年の7月15日もそんな水曜日だった。
いつも通りに予備校を抜け出してHMVに入ると店内である曲がパワープレイされていた。今までMr.Childrenやシンガーソングライターの弾くフォークソングばかり聴いていた自分には衝撃的な曲だった。ストレイテナーやELLEGARDENも当時聴いてが、明らかに音色が違う音楽。
しかしただ流れていただけで詳細も何も分からない。当時は店員に聞くほどのコミュニケーション能力もなかったので、そのまま店の奥に進んだ。
そしていつも通りに新譜コーナーをあさり始めた時に、1枚のCDが目に留まった。すんごくシンプルだけど色調が鮮やかなジャケットが気に入った。
当時はジャケットが良いCDには絶対神曲が入っているという謎のジンクスを信じていた。試聴機にどうやらサンプルが入っていたらしいが聴くこともなく、そのままそのCDを手に取ってレジへ向かい、会計を済ませ店を出た。
その後CDをバックに入れ予備校へ戻り、生物の講義を受けて帰宅した。
が、その頃にはCDを買ったことすら忘れていた…笑
数日経って、CDの存在を思い出し、どれ聴いてみようかと再生して驚いた。
あの日、店で気になっていた曲が1曲目に入っていたのだ。
こうして偶然だったのかHMVの策略による必然だったのか、Half-Lifeというバンドに出会った。
でも最初の頃はたまに音源を聴くだけで、それ以外のことはしなかった。一応浪人生だったし、他にリリースされている作品もなかったし、そもそもどんなバンドなのかすら分からなかったから感情移入ができなかった。
自分は割とライブに行くまで時間がかかる。
CDや動画サイトでバンドを発掘してもじっくり音楽を自分の中で消化した上で、そのバンドないしメンバーに共感できたり、尊敬の念を抱かない限りはライブに行くことはない。
それから5ヶ月経ってアルバムがリリースされたらしいという情報が入り、予備校帰りにHMVに寄ってCDを買い、家に帰って早速聴いた。衝撃だった。鳥肌が止まらなかった。今までCDを聴いて鳥肌が止まらなかったのは後にも先にもこの時だけ。
残念ながらリリースから時間が経ってしまっていたこともあり、そのレコ発には行けなかった。
翌年自分は無事に大学生になった。ちょうどその頃epがリリースされて初めてHalf-Lifeのライブに行った。今までにない衝撃を受けた。何よりドラムのシンバルが高い 笑
それから仙台に彼らが来る度にライブには必ず行ったし、ツアーファイナルの東京公演に遠征したりもした。初めてライブで宮城県の外に出た。
当時は色々なバンドのライブに行っていたが、1番通ったのは彼らのライブだった。
震災が起きて、何気ない日常が奪われた時も彼らの音楽を聴いて乗り越えられた。
彼らのライブに行く度に「大切」も増えていった。今現在聴く音楽の半分以上は彼らの縁があって出会ったバンド達だ。
大学4年間の思い出のそれぞれにHalf-Lifeの音楽がリンクしている。
大学を卒業した辺りで自分も忙しくなったのと同時期に、彼らの活動のペースも落ちてきた。レコ発ぐらいにしかライブに行けなくなり年間で3本行ったかどうかというくらいにまでライブに行けなくなった。
2015年3月22日、新代田FEVERのワンマンライブに行ったのを最後に4年間彼らのライブを観ていなかった。
前置きがかなり長くなってしまったが、彼らの音楽と出会ってから、年月で言えば10年経った。
そんな時に開催が決定したのが2019年7月5日渋谷サイクロンでのワンマンライブ「令ノ章」と2019年7月15日下北沢シェルターでのワンマンライブ「和ノ章」だった。
そして2019年7月5日、
10年前、予備校を抜け出してHMVでCDあさりをしていた当時18歳の少年は渋谷サイクロンにいた。
ステージに4年振りの彼らが登場すると、
ボーカルの上里洋志さん(以下洋志さん)が
「Half-Life始めます」
と言い放って始まったのが
あの日HMVで衝撃を受けた「色彩」
フロアからも歓声が上がり、ライブは幕を開けた。
もちろん盛り上がり必至のこの曲だが、自分は涙を堪えるのが必死だった。Half-Lifeと共に歩んできた10年の記憶が頭の中を一気に駆け巡ったからだ。ライブから4日経った今の自分でも何故涙が溢れそうになったのかがわからない。
続いて同じCDに収録されている「magic」が演奏され、フロアの熱狂はさらにヒートアップ!疾走感溢れるこの曲でどんどんビートは加速していく。
その後MCで洋志さんが
「疲れた、休憩休憩!」
と久々のライブを全力でやったためバテ気味発言が飛び出す。笑
「今日はデビュー10周年という節目です。この10年が間違えていなかったかどうか、今日がただの思い出になってしまうのか確かめに来ました。」(ニュアンス)
そんなエモいMCの後に演奏されたのが「idea」
静と動が共存する名曲。歌詞が現在の彼らと自分を映し出す鏡のような気がして心に刺さって涙がまた溢れそうになる。
その後「discord」、「Boy&Girl」と立て続けに彼らの真骨頂とも言えるミディアムチューンが演奏され、会場の雰囲気もガラッと変わった。
懐かしく、大切な曲がどんどん演奏されていく度に涙は更に溢れそうになる。
名曲「凸と凹」のイントロで遂に涙が一筋、溢れでてしまった。
そこからの「ホタル」、「MY WORLD」は完全に泣かせに来ていた。
しかしここからまた一気にボルテージは上昇していく。
「深呼吸」、「city talk」、「effectology」と立て続けに彼らのライブ定番曲が続き、会場は熱狂の渦に包まれる。
そして彼らの代表曲である「J-POP」が演奏されると再び会場の雰囲気は静寂へと向かっていく。
「WORLD MAKER」、「アンプラグ」と彼らの曲の中でも優しくも強い言葉が特徴的な音楽が続いて鳴り響いた。
その後洋志さんがMCにて
「めちゃくちゃ楽しい。ありがとう。Half-Lifeは10周年ですが、途中活動が止まっていた時もあって、実際は10年なんて時間じゃないかもしれないけど、デビュー10周年という節目は今日しかないからこういうライブがしたいと思ったの。(中略) 本当はめちゃくちゃ売れたいと思ってました。ライブはSOLD OUTして、フェスにもバンバン出てそこにはたくさんの観客がいて、武道館でもライブをして… なんて思ってました。でも実際現実は甘くなくて。バンドマンとして甘い蜜を吸わせてもらったことあったけど、こうして自分たちのやり方でゆっくり歩んできた10年という道のりは間違えてなかったと思いました」(ニュアンス)
その後、健人さんと有さんにバンドを辞めると今まで一度も言わずに続けてきたことのお礼を洋志さんが言い、メンバーも会場みんなが涙を堪えていた中、
健人さん「洋志、もう15分ぐらい喋ってるぞ。次のMCで喋れ」
と言い笑いが起きる 笑
洋志さん「マジで?15分も喋ってた?じゃあ次はタケトが1番輝く曲をやります」
と言ってギターを弾き始める洋志さん
流れてきたのはDebut epに収録されている
「想いの隅」
涙目の健人さんのベース、有さんのドラムが続く。
サビを歌うタケトさん、本当に輝いていた。
その後「夏の終わり」が演奏され再びMC
洋志さん「あと2曲で終わってしまいます。でもまだまだ行けるよな!?」(ニュアンス)
そして演奏されたのは「orange」
ライブの定番曲で盛り上がる1曲。
本当にもうすぐ終わってしまうのかと疑ってしまうような会場の熱気。
さらに最後に演奏されたのが
「entrance」
こちらもライブでは必ずと言っていいほど演奏されていた定番曲だが、彼らの曲の中で最も最高音のキーが高く、喉の病気を患っている洋志さんにはキツイかなと個人的に考えていたから今日はやらないものだと思っていた。
しかし彼らは最後に入口という意味の高難度の名曲を持ってきた。故に号泣。
もちろん最高音を洋志さんが出すのは難しかった。でもそれをフロアが歌ってカバーする。本当に本当に美しかった。
entranceが終わりステージから去っていくメンバー。もちろんアンコールは鳴り止まない。
そしてすぐに洋志さんが1人で出てきた。
その手に自分が企画して、参加者の皆様にメッセージを書いてもらった横断幕を持っていた。
洋志さん「これ(横断幕)本当にありがとう。これやってくれた人、恥ずかしくて声かけられなかったんだけど、13時半ぐらいからずっとデイリーヤマザキの前で待っててくれた人なんだよね。ありがとうございます。」
もう涙が止まりませんでした。
そして健人さんと有さんもステージへ登場。
「アンコールありがとうございます。あと少しやってくんで、終わったらこれ(横断幕)と写真撮ろうな」(ニュアンス)
とアンコールがスタート。
「BASEMENT」
なかなかライブで聴くことができない曲だったので呆気に取られてしまった。曲名も一瞬出てこなかった。
でも歌詞がこれからのHalf-Lifeを暗示しているような気もして納得の選曲だった。
そして「sigh」
実はアンコールの定番曲でもある。
2012年3月10日
メジャー最後のワンマンライブとなった
渋谷クアトロでのライブでもアンコールで歌われた曲。記憶が当時とリンクして涙が流れた。
終わった頃には、気付いたらライブ開始から2時間半が経っていたが、本当にあっという間の幸せな時間だった。
最近忘れかけていた“自分の1番”はやっぱりHalf-Lifeなんだと改めて気付かされた。
人生をかけてるんじゃなくて、Half-Lifeが自分の人生そのものだったんだと。
このライブを経て、当初は行かないつもりだった7月15日の下北沢シェルター公演も行かなければならないと思った。
どうにかしてチケットを手に入れたい。
想いが溢れすぎてつらつら書いてしまって長くなりました。
本当は下書きにためてある記事もあるんですけども先にこれを書きたかったんです。
またゆっくり更新しますので、お待ちください。
セットリスト↓
それでは
Half-LifeのSCOREの歌詞を徹底解析!歌詞に散りばめられた〇△☐とは?
3月10日更新の「はーふらいふのみなさんのおかげやけん」にて
初めて語られた衝撃の事実。
Half-Lifeの楽曲「SCORE」の歌詞には
隠されたメッセージがあった!?
Half-Lifeとは?
Half-Lifeは2000年にカナダのバンクーバーで結成、2005年に活動の場を東京に移した言わば「逆輸入バンド」である。個々の高い演奏技術と完成度の高いアンサンブルが話題となり、2009年大手レーベルavex内のtearbridge recordsより1st full album「second narrow」でメジャーデビュー。
2013年にメジャーを離れ、 ライブハウス下北沢SHELTERが主催するレーベルに所属。
e.p single「〇」、「△」、そして会場限定で「☐」をリリースし、それに伴うレコ発ツアーも開催した。
そして2014年、この〇△☐三部作の総決算とも言えるフルアルバム「〆」をリリースし、2019年現在、全国流通盤としてはこれが最新作となっている。
「SCORE」とは?
フルアルバム「〆」のリード曲である「SCORE」は日常の何気ない瞬間を切り取った歌詞をゆったりとしたメロディラインに多少早口気味に乗せて歌われる、Half-Lifeの真骨頂とも言える楽曲である。聴けば聴くほど新しい発見のある所謂スルメ曲’としてファンの間では名高い。
「SCORE」の歌詞に隠されたキーワードとは?
2019年3月10日更新の「はーふらいふのみなさんのおかげやけん」にゲスト出演した盟友・グッドモーニングアメリカのギタリスト渡邊幸一が衝撃的な新事実を語った。「SCORE」の歌詞には三部作〇△☐のリリースとそのレコ発ツアーを踏まえて、歌詞に〇△☐を連想させるワードが散りばめられているというのである。
散りばめられた「〇」
「〇」は三部作のうち最初にリリースされた作品であり、一番の歌詞に〇を連想されるワードが散りばめられている。以下箇条書き。
・朝日
・時計
・排水溝
・マンガみたいなぼんやり
・目玉焼き
・ミルクの螺旋(回る回る回る)
・時間の回転率
・自転車(車輪)
散りばめられた「△」
「△」は三部作のうち2番目にリリースされた作品であり、二番の歌詞に△を連想させるワードが散りばめられている。以下箇条書き。
・矢印
・尖った理性
・車のハザード(ハザードランプのスイッチが△)
・セーラー服
・プロキオン シリウス ペテルギウス(オリオン座を形成する星。結ぶと△)
・ささくれたピック
・涙
散りばめられた「☐」
「☐」は三部作の最後に会場限定でリリースされたシングルである。ラストサビ前の歌詞に連想させるワードが散りばめられている。以下箇条書き
・アルバム
・ダンボール
・寝酒に浮かぶ氷
まとめ
「〆」リリースから5年越しに明らかになった衝撃の新事実。
Half-Lifeファンの皆様は筆者含めてかなり驚いたことであろう。
改めて作詞を担当した上里洋志の天才さを思い知らされた。
ゲスト出演した渡邊幸一氏にはHalf-Lifeファンとして思っていることを
本当に代弁してくれた感謝しかない。
ライブや新曲の話も出ていたので
今後の続報に期待したい。